Cinderella Technology
THEME PROGRAM SPEAKERS REGISTRATION
シンポジウム シンデレラテクノロジー

公開概要

日時 2016年1月9日(土) 13:00~16:30
会場 東京大学 本郷キャンパス 福武ラーニングシアター
主催 映像情報メディア学会
協賛 電子情報通信学会東京支部日本VR学会 日本顔学会
定員 150名
参加費 一般・会員 1000円,一般・非会員 2000円,学生 500円 
お申し込み締切 事前登録は締め切りました

THEME


現在の若い女性たちは、スマートフォンアプリやプリクラなどを使って、画像処理で美しく変身したプロフィール写真を作り、ネット世界のバーチャルなアイデンティティを築いている。さらにそのバーチャルアイデンティティは、現実世界のアイデンティティにも影響している。シンデレラが“魔法”で叶えたような夢を“技術”で叶えることが、「映像情報メディア」への新しい期待になっている。このような「シンデレラテクノロジー」の現在を知り、未来を考えるため、研究者、開発者、ファッションモデル、アーティストそれぞれの視点からの講演と、トークセッションを行う。

PROGRAM


*敬称略   
13:00〜 開会挨拶
相澤清晴(東京大学大学院情報理工学系研究科教授)
13:05~ 【第一部】
女の子の外見を魅力的に変化させる先端技術:シンデレラテクノロジー
久保友香(東京大学大学院情報理工学系研究科)

プリントシール機とガールズトレンド
稲垣涼子(フリュー株式会社)

中国の自撮りと進化する美顔美肌処理
華岡千尋(株式会社ソシオネクスト)

若年女性のセルフプロデュース能力について:価値観の認識と意思表示の習慣化
鎌田安里紗(ファッションモデル)

「可愛い」は作れるのか:美少女ロボットと不気味の谷
藤堂高行(アーティスト)
14:30〜 休憩
14:45~ 【第二部】トークセッション
久保友香×稲垣涼子×華岡千尋×鎌田安里紗×藤堂高行×ロボリン
15:30~ 【第三部】懇談会
フリーな談話会
16:30 閉会

SPEAKERS

久保友香

久保友香

東京大学大学院 情報理工学系研究科 特任研究員

東京大学大学院 新領域創成科学研究科 人間環境学専攻 博士課程修了。博士(環境学)。東京大学先端科学技術研究センター特任助教、東京工科大学メディア学部講師などを経て現職。「女の子の外見を魅力的に変化させる先端技術(=シンデレラテクノロジー)」をテーマに研究活動。プリントシール機メーカーフリュー株式会社との共同研究も行っている。


稲垣涼子

稲垣涼子

フリュー株式会社 ガールトレンド研究所所長

大阪教育大学大学院 教育学研究科 数理情報コース 修士課程修了。フリューにてプリントシール機の商品企画に約10年携わっている。メインプランナーとして開発した『姫と小悪魔』(2006)、『美人プレミアム』(2007)、『Lumi』(2009)が大ヒット。現在は企画部部長としてマネージメントを行い、フリーマガジン「GIRLS'TREND」の編集長も務める。


華岡千尋

華岡千尋

株式会社ソシオネクスト Milbeaut事業部 ソリューション技術部

武蔵工業大学(現:東京都市大学)工学部電気電子情報工学科 修士課程修了。 国内AV機器メーカーにおけるテレビの画質調整を経て、ソシオネクスト(旧・富士通セミコンダクタ)にてソシオネクストが開発する画像処理LSI『Milbeaut』事業に従事。現在は、中国女性の間で人気の「自撮り」機能に特化したXiamen Meitu Technology(厦門美図科技)のスマートフォン『Meitu Kiss』『Meitu 2』『Meitu M4』の、色再現やコントラストの画質調整を担当。


鎌田安里紗

鎌田安里紗

ファッションモデル

慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 修士課程在学中。 高校在学時より、ファッション誌の読者モデルやブログを通して、同世代の女性たちから、ファッションやメイクの手本として注目され、ファッション雑誌『Ranzuki』のモデルを務める。2011年慶應義塾大学総合政策学部へ入学し、学業と芸能活動を両立。現在はエシカルファッションの普及活動や、パターン・ランゲージの手法を用いた研究を行う。


藤堂高行

藤堂高行

アーティスト

京都市立芸術大学美術学部総合芸術学科卒。情報科学芸術大学院大学(IAMAS)修士課程修了。 メディアアート作品としてロボット開発を行う。代表作は、高精度の視線インタラクションによって、印象的な表情表現力を持つ女性のヒト型ロボット、「GAZEROID(ロボリン)」。



REGISTRATION

事前登録は締め切りました。